―土岐家具店とのお付き合いのきっかけを教えてください。

新谷先生:私は新居浜に帰ってきて25年になるのですが、当時からこの辺でちゃんとした家具を揃えているのは土岐家具店でしたね。私自身家具が好きなので、長く使う家具を買うなら土岐さんのところに行くしかないな、と時々お店を覗いていました。自宅でも仕事でも、自分用にも子供用にも、必要な椅子や机などを購入したこともあります。そんなお付き合いの中で修理もしますよ、という話を聞いて、私のポリシーに「良いものを長く使いたい」ということがありますから、クリニックの傷んできた備品、家具や椅子の修理をお願いするようになりました。

―当時修理で困っていた家具などはあったのでしょうか。

新谷先生:例えばこのトリニダードチェア。これはクリニックを開業した時にデンマークから輸入して一式揃えたんですが、少し傷んだとして、高価なものですし、すぐに捨てるわけにはいかず、どうしたものかなと、土岐さんに相談した記憶がありますね。不特定多数の方が使うわけですから、どうしても雑に扱われることもあるんです。新しいものに代えたりせず、直してでも使いたいという気持ちの方が大きいんですよ。

―土岐家具店に修理を依頼して良かった点はどんなところでしょう。

新谷先生:仕事が丁寧ですから、信頼できますよね。具体的に「ここがこう悪いから、こうしましょう」などと提案していただけるし、納得して修理してもらいました。お店が新居浜市内で近所ですから、すぐに見に来ていただけた点も良かったです。

―土岐家具店に対し今後こうして欲しいという点はありますか。

新谷先生:開業医として羨ましいと思うのは、後継者がいることですね。家具の修理技術や知識を次の世代に引き継いでもらって、私たちも安心してずっと家具を使っていくことができますね。家具も一生ものですから。

―自分が信頼している業者さんが継続的に事業を続けることは嬉しいですよね。

新谷先生:土岐社長がお店を辞めると言ってしまえばそこで終わってしまいますからね。先日は息子さんと一緒に病室の戸棚を一部直してくれました。これも全体を入れ替えるのは大変だし、かといって汚いままにはできないし。SDGsの観点からも、修理して継続的に長く使用できることはありがたいことです。伝統とまでは言わないものの、地域に密着したお店が長く続いていくことで安心できますよね。

―最近は土岐家具店自体がメディアに取り上げられることも増えてきたように思います。

新谷先生:ちゃんとした家具をちゃんと直せるという実績からでしょうね。仕事が丁寧でちゃんとしているから、お客さんが自分の思い出のある大切なものを託せるということでしょう。私自身クリニックだけでなく自宅の家具も修理してもらいながら、20年以上、四半世紀近く使い続けてますしね。「安かろう悪かろう」で壊れてすぐに買い直さないといけない家具も世の中にはありますけど、愛着が湧かないですよね。安いものが壊れたら、直すより買い替える方が安いですよ。結果壊れた家具は廃棄されてしまって。そういう意味では気に入ったものを長く使う方が安くなるのではないかな、と。長い目で見て。

―お知り合いの方や同業の方に土岐家具店をおすすめするとしたら、どのように伝えますか。

新谷先生:もし私のところに相談が来たら、気に入った家具を綺麗にしてくれるよ、と伝えます。同業者といっても色々な考え方の方がいますからね。常に新しいものを求める人もいれば、同じものを長く使うというように。家具だけじゃなく車などにもそれは言えますけどね。

―ありがとうございました。

新谷敏昭院長

新谷ウィメンズクリニック
〒792-0025愛媛県新居浜市一宮町1-12-56
TEL : 0897-37-2688
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お話:新谷敏昭院長
聞き手:皆尾裕


TOKI家具館メンテナンス

TOKI(土岐)家具館メンテナンス

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