リノベーション家具がある暮らし
「80年も前に作られたおばあちゃんのお嫁入り道具だった衣装たんすを、きっちりと修理メンテナンスして食器棚に使う・・・。」
「半世紀もの間、座敷でお客様を歓迎し続けた座卓を、しっかりとリノベーションして高座卓として椅子式でより便利に使う・・・。」
先祖が愛着を持って使い続けた家具には、単なる機能性だけでなく、家族の思い出や歴史が詰まっていると想います。
「その家具たちは、年齢とともに使いにくくなったかもしれません・・・。」
「その家具たちは、今の部屋には合わないかもしれません・・・。」
「その家具たちは、汚れたりガタガタになっているかもしれません・・・。」
こんな家具たちに「子ども時代のいたずらで残っている“キズ” や“輪染み” 」がとってもなつかしいと想います・・・。
家族の思い出や歴史ある家具たち、特に明治・大正・昭和中期の時代に作られた家具は、ほとんどが国産家具です。
そして手作業や汎用機で加工された家具が多いのも事実です。
現在では、入手できない木材でつくられているものもよく見かけます。
天然資源である木材を使って作っている家具には、リノベーションして新たな命を宿す可能性があると想います。
「リノベーション家具のある暮らし」のページは、古民家を完全リフォームの上、令和元年に開業された “八八グループ新居浜民泊日野邸様”代表の阿部勇一様のご協力があって実現しました。
これまで、TOKI 家具館メンテナンスでは、幾多の家具修理・リノベーション家具製作・特注家具製作を行ってきました。
でも、リフォーム前に使っていた家具たちを、リフォーム完成に合わせて、そのほとんどに手を加えて、継続して使い続けるという例は、阿部様が初めてでした。
阿部様にお世話になった家具の代表例を一部ご紹介させていただきます。
阿部様、ご協力いただき本当にありがとうございました。
土岐泰弘

それは、私が愛媛県立宇和島高等技術専門校時代に、少しですが、建具や組子の訓練も合ったためです。
元来、私は組子好きで、「組子を取り入れた家具づくり」を日々思案しているんですよ・・・。
檜材を削り合わせて、その抜けて無くなっていたヶ所を埋めることができました。
住 所 | 〒792-0815 愛媛県新居浜市岸の上町1丁目14番49号(新居浜市立泉川小学校の東側) |
電 話 | 0897-47-8964 |
代 表 | 阿部勇一様 |
URL | https://88-group.info/ |
「まるでおばあちゃんの家に、遊びに来た!という雰囲気です・・・。」
「とってもやさしい笑顔の阿部様ご家族が出迎えてくれますよ・・・!」