家具修理事例 2019年12月6日 tokikaguten 椅子のフレーム部材剥がれ修理 修理前 「土岐さんで、約30年前に買った椅子の部品が取れてしまったんです…。」 「30年も使うと仕方ないですかね…?」と、西条市・S様よりお問い合わせがありました。 修理中 まず初めに、座面を外して、座面後ろ側の隅木を取り除きました。 これは、後ほど圧着修理をするための準備です。 修理中 剥がれてしまった部材を圧着するための下準備として、部材を曲げやすくするために、少し火で炙り、さらに圧力をかけて曲げるクセをつけていきました。 これは、3〜4日くらいこのままで放置しておきます。 修理中 当て木を挟んで、C型クランプちゃん、F型クランプちゃんにて、圧着作業をしていきました。 局面部の圧着時は、4㎜厚の合板を当て木として使っています。 修理中 圧着作業をするために、座面と隅木はあらかじめ取り外しておきました。 修理後 このように、座面下後方の横桟木が、きれいに圧着できました。